2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

風の裏側

うぐぅアニメの超展開に腰を抜かす。こ、このあんまりな悲劇の告知はお昼のメロドラマみたいやん。ほらたとえばお医者さんからいきなり「あなたの恋人は白血病です」と言われて愕然とする色男とか。 このままアルジャーノン的なエンディングに突入したら非常…

まことるーと?

ああまた「うぐ(以下同文)。巷の噂では「まことるーと」とやらに入ったらしいのだが、ゲームをやらない私には何がなんやら。 * 冬コミ同人誌は予定原稿がどんどん膨らみ250ページは余裕で突破、ことによると300ページに達しそうな勢い。いいのかこれで。…

アルゼンチンの人は勤勉だ

正月までに来ればいいなあと言っていた本がもう来た! 疑ってすまなかった。アルゼンチンの人は私の十倍は勤勉だった。なにしろこんな1680ページもある本をつくりあげるくらいだから。 このぶっとい本は、1931年から1989年に至るビオイの日記二万ページから…

赤い支那服の秘密

昨晩はもと薔薇十字社社主の内藤三津子さんにインタビューをさせていただいた。六尺豊かな大男の葬儀で踊る女たちのはなし、わが子をタツオと名付けて叱る父親のはなし、レストランのメニューを前に途方にくれる男のはなし、粉を吹いた白面の代理人のはなし…

ジャワのフジヤマ

ああまた「うぐぅ」の日が来てしまった。一週間たつのが何と早いことよ。翻訳は二篇目を終わらせた(つもり)。明日から三つ目のにとりかかる(予定)。この三つ目の短編はどんなのか簡単に言うと、ゲイシャのコスチュームを着て仮装舞踏会に行ったドイツ女…

文学フリマ

レム追悼本は35冊売れました。意外な方も買いに来てくださり感謝感激。残部20部ほどは、非合法出版ゆえですぺらで人目を忍びつつ販売中。――文学フリマの収益は11/10のコメントで話題のドイツミステリ書誌を買ったら一瞬で消えました。よ、よく観察してる人が…

最近のいろいろ

「あうー」「うぐぅ」「ねむいよー」と毎週毎週言ってる某アニメを必ず見るようになってしまった。いいのかこれで。たぶんよくない。一篇目を送付後、商業出版翻訳短篇の二篇目に鋭意とりかかり中。し〜か〜し〜、 1.黒人が悪者 2.癲癇病者が発作時に犯…

お知らせいろいろ

11月12日の日曜日に、文学フリマに出店します(11:00-16:00)。サークル名「エディション・プヒプヒ」。新刊は残念ながら出ませんが、既刊はひととおり取り揃えて持っていくつもりです。12月30日土曜日にコミケに出店します(西と11b)。サークル名は同じ。…

ビオイ×ボルヘス

一時期沈滞していたボルヘス関係出版だが、先月末久しぶりにワクワクする本が出たよ。Borges作者:Bioy Casares, AdolfoDestinoAmazonこれはどんな本かというと――ここに紹介文がある。しかしスペイン語はもうすっかり忘れてしまったので、何が書いてあるのか…

○〇その他

最近の注目本など:地上の迷宮と心の楽園 (コメニウス・セレクション)作者: J.A.コメニウス,相馬伸一,Jan Amos Comenius,藤田輝夫出版社/メーカー: 東信堂発売日: 2006/09メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見る快挙の翻訳出版。…