ツイッターがXになってからはアカウントのない人は見られないようになった。実生活でもずっと引きこもっていて、すっかり情弱になってしまい、氏の逝去を知ったのも某巨大匿名掲示板からだった。情けない。しかしこの「カーテン・フォール」というのは最高の弔辞ではあるまいか。
五月の文学フリマでにこやかな笑顔に接していただけに驚いた。しかしこう暑いと、いっそ肉体を脱いでさばさばしようという気持ちも少しわかるような気もする。
弔い合戦として、作品社と絹山さんの許可が得られれば、作品社版黒死館の解説を独立させて増補し、挿絵もふんだんに入れて、金に糸目をつけずに、「黒死館大事典」の特製豪華版を作りたい。