林達夫

江ノ島から鎌倉へ

今見てるゲラにジェルジンスキー(ソヴィエトGPUの親玉)が出てきたので、二十年かそれ以上ぶりに林達夫の「共産主義的人間」を引っ張り出して読んでいる。このエッセイの終わりの方にもやはりジェルジンスキーが出てくるからだ。しかしこの平凡社版著作…

『怪の物』(「ゴシック名訳集成 西洋伝奇物語」)

ゴシック名訳集成 西洋伝奇物語 伝奇ノ匣7 (学研M文庫)学研プラスAmazon ついに出た『ゴシック名訳集成』。そのなかでも一番のページ数を占めるのはおなじみ涙香先生の「怪(あやし)の物」です。原作者はエドモンド・ドウニーというイギリスの作家。イギリ…