ロバート・エイクマン

日本のエイクマン

ドリーム・ハウス (新潮文庫 こ 10-31)作者:小林 信彦新潮社Amazon 小林信彦『ドリーム・ハウス』が均一本で出ていたのでつい買って一読。この小説は浅羽通明さんがむかしどこかで絶讃していた記憶がある。でも何の本でどんな風に褒めていたかは、失礼ながら…

エイクマン?

カオスノート作者:吾妻ひでおイースト・プレスAmazon吾妻ひでおを読み始めたのは人より遅れていて、積極的に注目しだしたのは『陽射し』がハードカバーで出たあたりからではないかと思う。これまで読んだうち一番よかったのは『宇宙放浪』。シェクリーに代表…

エイクマンの未発表短編

今日届いたWormwood最新号の巻頭は、ロバート・エイクマンの未発表短編The Fully-Conducted Tourだ。やでうでしや。 物語は一人称で書かれ、エッセイとも小説ともつかないこんなノンシャランな調子ではじまる。「わたしはこれまでとてもたくさんの奇妙な出来…

最後から(−1)番目の日

今日の夕方、そろそろあたりが暗くなりかけた頃に北沢書店を見に行ってきた。フロントのガラス戸は閉まっているが、シャッターは下りてない。店の奥だけに灯りがともっていて、社長とその弟さん、妹さんらしき人が立ち働いていた。――リニューアル後は今まで…