赤い支那服の秘密

昨晩はもと薔薇十字社社主の内藤三津子さんにインタビューをさせていただいた。

六尺豊かな大男の葬儀で踊る女たちのはなし、わが子をタツオと名付けて叱る父親のはなし、レストランのメニューを前に途方にくれる男のはなし、粉を吹いた白面の代理人のはなし、ある船医の息子の数奇な生涯など、シェラザードさながらのこの世ならぬ物語をつぎつぎと聞いているうちに夜は更けていく。

別冊新評表紙の赤い支那服は内藤さんが何かのお祝いでプレゼントしたものだそうだ。支那服にしてくれと本人からリクエストされたとのこと。



内藤インタビューを載せた同人誌は年末のコミケで販売予定。でも上述のこの世ならぬ話は全然収録されないような気がする。(インタビューのまとめは石井春生という人がやるので私にはそこらへんのことは分からない)