2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

米澤さんに感謝

米澤穂信さんにツイッターで『両シチリア連隊』をご紹介いただきました。ありがとうございます。 Twitter. It's what's happening.はてなブックマーク- Twitter. It's what's happening. 東京創元社さん、『赤い夢』の企画を通すのは今をおいてありませんよ…

骨董箱予約開始!

『怪奇骨董翻訳箱』の予約がアマゾンで開始されました、まだ書影はアップされていませんが、版元からのメールによると驚天動地の恐ろしい帯がつくようです。早期購入者特典もただいま秘策を練っておりますのでなにとぞよろしく。

情報解禁!

『怪奇骨董翻訳箱』の詳細が国書刊行会のサイトにアップされました。収録作品一覧も載っています。いずれ劣らぬ変な作品ばかりですから楽しみにしていただければと思います。アマゾンの予約ももうすぐはじまるのではないでしょうか。サイトには書影も出てま…

方針決定!

Fragment兎影館|柳川貴代さんのツイートによれば、「『怪奇骨董翻訳箱』は昨年の『英国怪談珠玉集』と同じくらいの資材と造本に」する方針に決まったということです。うわあありがとうございます。二冊並べても(中身はともかく外観は)違和感のないたたず…

巽昌章氏の不在

5/6の文学フリマで探偵小説研究会の『CRITICA vol.13』を買ったけれど、この号には巽昌章氏が寄稿していなかった。おお、なんということだ。がっかり。だがこの不在の悲しさを噛みしめているうちに、巽昌章氏の批評の特質といったもやもやしたものがなんとな…

ルリユール叢書の二冊

中井英夫や椿實の単行本未収録作品集をはじめとして、数々の魅惑的な書物をわれわれに送り届けてきた幻戯書房が、ルリユール叢書なる新しい叢書をはじめるようです。刊行ラインナップの書目にはいずれもわくわくさせられますが、特に期待される二冊がありま…

骨董箱特典

いよいよこの夏、国書刊行会から待望(?)の超弩級ドイツ幻想短篇アンソロジー『怪奇骨董翻訳箱』が出ます。不肖わたくしのザル校正のせいでまだ本文は校了していません。しかし早々と購入者特典の話が出ています。といってもまだ本決まりではなく「やろうや…

蝦殻とサメねえちゃん

5/6に引き続き文学フリマの収穫です。今日は魚介類しばりで。 まずはS県で書店員をされているという蝦殻剥身さんの歌集『蝦殻和歌集』ぱらぱらっと見てその斬新な韻律に惹かれて購入しました。ちゃんと五七五七七になっているのがすごい。人様の本の内容をあ…

シブサワ大激怒!

文学フリマに行ってまいりました。一番のお目当ては高山宏ロングインタビューが掲載されている「機関精神史」。漏れ聞く噂によれば「商業誌ではふつう削除されるような赤裸々なことも平気で載せてある」らしいので、楽しみにしていたのです。 ページを開いて…

無軌道外交に呆然自失

関口存男「雨傘論」で和文独訳のネタに使われた朝日新聞の社説は、はたしてどんな文脈で書かれたものか? それを調べようと図書館に縮刷版を見に行きました。「ははあヒマを持てあましているな」と人は思うかもしれません。あえて否定はしません。当該号の一…

時局大迎合

関口存男といえば、いつのまにか三修社から新刊が出ていました。今年一月の刊行です。セレクション関口存男 和文独訳漫談集作者:関口 存男三修社Amazon正確に言えば新刊ではなく増補復刊で、昭和8年(1933)に初版が出て、昭和33年(1958)に再刊された『和文独…