明日は文学フリマ

いよいよ明日に迫る文学フリマ東京。今回は気合を入れていつもより倍のスペースをとりました。

当日売る本を紹介します。まずは『教皇ハドリアヌス七世』邦訳記念(便乗ともいう)に、七年ほど前に出した「聖ルイジの百合について」を判型を若干変えて復刊させました。イタリアの少年が「旦那さま」に土地の逸話を語る『トト物語』の中の一篇です。つまりここではシェエラザードがみずみずしい少年となっているのです。(500円)


 
次は畏友素天堂・山口雄也氏の追悼出版として、故人の好きだった作家ヘルツマノフスキー・オルランドの短篇。この前の大阪初売りの本ですが、東京バージョンとして装丁を若干変えてあります。(500円)


 
そしておなじみのボルヘス本(900)円


 
その他いろいろとりそろえております。明日は皆さんよろしくご来場ください。スペースは第2展示場そー39・40です。第1展示場と第2展示場は別棟なのでお間違えなきよう。会場関係のその他の情報はこちらにあります→(文学フリマ東京37 – 2023/11/11(土) | 文学フリマ