2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

怒りをどこに

記憶の図書館: ボルヘス対話集成作者:ホルヘ・ルイス・ボルヘス,オスバルド・フェラーリ国書刊行会Amazon 『記憶の図書館』が高すぎるというお便りをときどきもらいます。しかし、しかしですよ、誰も儲けてなんかいないんです。わたしのもらう印税は微々たる…

在庫大復活! / アンチクリストの誕生

アンチクリストの誕生 (ちくま文庫)作者:ペルッツ,レオ筑摩書房Amazon 『記憶の図書館: ボルヘス対話集成』のアマゾン在庫が大復活いたしました。皆様こぞってご注文ください。「国書の新刊はしょっちゅう順位三桁になっている」(版元談)そうなので、この…

いきなり正誤表が出たっ!

『記憶の図書館』は幸いにして好評で、アマゾンの在庫がアッというまに空になりました。今日明日あたり補充が入るそうなのでなにとぞ注文をお願いします。もちろんhontoや紀伊国屋や楽天などからも注文可能です。ただなにしろ元々の部数が少ないので、早めに…

アマゾンで販売開始!

記憶の図書館: ボルヘス対話集成作者:ホルヘ・ルイス・ボルヘス,オスバルド・フェラーリ国書刊行会Amazon 『記憶の図書館』がアマゾンで販売を開始しました。お買い上げいただければありがたいです。 税込み定価は訳7500円と、一見お高いようではあります。…

驚異のいいね数

国書ツイッターの『記憶の図書館 ボルヘス対話集成 』新刊案内告知が膨大な数の「いいね」やリツイートを集めています。もし「いいね」をしてくれた方が全員購入したなら初版が一瞬でなくなるくらいの驚異の「いいね」数です。 皆さま応援ありがとうございま…

『かわいい女』再説

エラリー・クイーン 創作の秘密: 往復書簡1947-1950年作者:ジョゼフ・グッドリッチ国書刊行会Amazon ダネイは1949年4月12日付の書簡で、チャンドラーの『かわいい女』(『リトル・シスター』)をくさしてこう書いている。「一体全体、これは何についての話…

リーの貢献

『十日間の不思議』は『九尾の猫』や『悪の起源』よりずっと優れた作品に思われる。中心アイデアは『悪の起源』に劣らず突拍子もないものだが、舞台と人物がそのアイデアにしっくり溶け合っているからだ。近隣との交渉もあまりなさそうな地方都市に植民地開…

悪の起源

エラリー・クイーン 創作の秘密: 往復書簡1947-1950年作者:ジョゼフ・グッドリッチ国書刊行会Amazon 続いて『悪の起源』のところを読む。この長篇をむかし読んだときは、結末で明かされる贈り物の意味にあぜんとして、今でいうバカミスではないかと思った。…