方針決定!

Fragment兎影館|柳川貴代さんのツイートによれば、「『怪奇骨董翻訳箱』は昨年の『英国怪談珠玉集』と同じくらいの資材と造本に」する方針に決まったということです。うわあありがとうございます。二冊並べても(中身はともかく外観は)違和感のないたたずまいになりそうなので、『英国怪談~』を買われた方はなにとぞ『怪奇骨董~』もお買い上げくださいますよう。『怪奇~』は厚みがおそらく『英国~』の7~8割くらいなので、価格も千円かそこらは安くなるはずです。

でも前にも書きましたが、造本の方針は決定したものの本文はまだ決定していません。本当なら初校ゲラの段階で(いやそれ以前に訳稿を版元に渡す前に)つぶしておくべき誤りが三校の段階でもまだ残っているではありませんか。ああなんということ! 

しかし誤字誤変換は世の習い。今日ある精神科医の方が書いた本を読みました。この方は都立松沢病院に勤務したことがあるそうなのですが、その構内には「呉修三の銅像もあった」そうです(本文ママ)。だれやねん呉修三って! 呉博士は幻文クラスタで敬われているほどには本職クラスタでは敬われていないらしいのがなんとなく雰囲気として伝わってきました。