エイクマン?

カオスノート

カオスノート

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吾妻ひでおを読み始めたのは人より遅れていて、積極的に注目しだしたのは『陽射し』がハードカバーで出たあたりからではないかと思う。これまで読んだうち一番よかったのは『宇宙放浪』。シェクリーに代表される古き良きSFの精髄をこんなにみごとに蘇らせたものは他にないのではないか。

今回の新刊『カオスノート』は「不条理日記」の長篇化というべきもので、おそらく「不条理日記」と同じように、多くのコマに元ネタがあるのだろうけど、最近のSFはほとんど読んでないので全然わからない。


↑これはアヴラム・デイヴィッドソンの「ゴーレム」?(たぶん違います)
 

↑これはエイクマンみたいな気もする。
 
吾妻ひでおとは関係ないけど『郵便局と蛇』好評の余勢をかってエイクマンもちくま文庫で出ないものだろうか。