いきなり正誤表が出たっ!

『記憶の図書館』は幸いにして好評で、アマゾンの在庫がアッというまに空になりました。今日明日あたり補充が入るそうなのでなにとぞ注文をお願いします。もちろんhontoや紀伊国屋や楽天などからも注文可能です。ただなにしろ元々の部数が少ないので、早めに買ったほうがいいかもしれません。

しかし一足先に出た『アフター・クロード』にはとてもかないません。昨日みたら860位とかいう恐ろしい順位がついていました。不肖わたくし、国書の本で順位3ケタというのはいまだかって見たことがありません*1。すごいですね。

それはともかくっ! いきなり恥ずかしいミスを発見したので急遽正誤表を出してもらいました。国書のサイトの『記憶の図書館』のページにある「ダウンロード」というボタンから見られます。

かつて北杜夫は、「鷗外」をうっかり「欧外」と書いてしまって、「いくら馬鹿を売り物にしているとはいえ、これでは末代までの恥辱である」とどこかに書いていましたが、今回のミスもまさに末代までの恥辱ものといえましょう。いったいどうしてゲラの段階で発見できなかったのか……もしかしたらアルデバラン星人の円盤に脳波を操られていたのかもしれません。
 

*1:こう書いたら国書I氏から「3ケタなんてしょっちゅうだ。ジーヴスのときは8位だった。みくびってもらっちゃ困る!」とすかさず怒りのメールをいただきました。大変失礼いたしました。