The Shunned Shop


神保町の一角に店を構える某古書店は、訪れるものに災厄をもたらすことで有名なのだそうだ。ある方が昨日ツィッターでそう書いていらした。本を見ているとどこからともなく一対の手が現れて、その本を攫っていったという話もある。都心の一等地ゆえ再開発の波がいやおうなく押し寄せるかの地にも、今なおこうした古式ゆかしいghostlyな店が残っているとは慶賀すべきと言わずばなるまい――だがどういうわけかそのツイートは翌朝見たら無くなっていた。ますますもって不可解である。あのツイートは現実のものだったのだろうか。それを確かめるためには実際に店に言ってみなくてはならないのだろうか。

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