『私が選ぶ国書刊行会の3冊』


 

国書刊行会の創業50周年記念小冊子『私が選ぶ国書刊行会の3冊』が届いた。ありがとうございます。

さっそくエゴサーチの鬼と化し、ドレドレ自分の訳書を選んでくれた人はいるかなと鵜の目鷹の目でさがした、だがどこにもない。やはり自分は国書的には新参者なのだなと痛感。よし60周年記念冊子には必ず! 目に物をみせてくれん! と決意を新たにした次第であった。

縁あって自分も3冊を選んでいるけれど、しかこういう作業は何というか、雨の日にジョウロで花壇に水を撒いているような感じがする。自分などがフンドシをかつがないでも国書がすばらしい本を出しているのは周知の事実であろうし、それに「私が選ぶ300冊」ならともかく、3冊ではいかにも少なすぎる。ジョウロの水と感じるゆえんである。

それにしても他の方の推薦した本を見ていると、見たことも聞いたこともないタイトルがいくらでも出てくる。国書の守備範囲の広大さに改めて驚愕した。