本邦初訳じゃないでしょ

ツイッター情報によれば綺想社というところからキラ=クーチの短篇集が出るらしい。

よしとに on Twitter: "アーサー・キラ=クーチ幻想綺譚集 壱『黒い鏡』 発行 : 綺想社 価格 : 5,000円 販売開始日:2022年7月3日 平井呈一も、愛した名匠 "Q"「魔法の影法師」をはじめ、「プシュケ」「ジョンと幽霊」など本邦初訳の作品ばかりを、十二編を集めた。 通販は、以下のサイトから https://t.co/NqlAnsPN2w https://t.co/tLd92Xps0v" / Twitter

毎度のことながら181ページのペーパーバックが五千円とはベラボーな価格ですね。それはそれとして「プシュケ」は本邦初訳じゃないでしょ。西崎憲さんの名訳を読んでないのだろうか。それとも故意にシカトしてるのだろうか。

さるにても東京創元社の例のアンソロジーはもう永久に出ないのか。この「ミステリーズ!」vol.54の特集は近刊予告めいているけれどそれも十年前の話になってしまった。まあ自分にも「やりますやります!」と豪語だけはしているアンソロジー計画があるんで人のことは言えないのだけれど~。