神保町ブックフリマ2021

きょう開催の神保町ブックフリマ2021の国書刊行会ブースで、『記憶の図書館』が出ていたと風の便りに聞く。そんな~出たばかりの新刊を~値引き販売するとは~あまりにむごい仕打ちでは~と訳者としては思う。そもそも定価で買ってくれた方々に失礼ではないだろうか。

しかしつらつら考えてみるとあれか。「四階まで歩いて上る」とか「アマゾン順位が三桁なのを見たことない」とか日ごろからいろいろ言ってるので、「よくもぬかしてくれたな! 見せしめのためにあいつの本を叩き売ってやれ!」とか思われたような気がしないでもない。これからは言動に気をつけようと肝に銘じたことであった。
 

 
一方古書会館で同時開催されていた洋書まつりでは田村書店のブースでものすごい掘り出し物をしました。明日にでも荷が届いたら改めて報告します。