《続き》 高山宏旧蔵書には、ときどきこのような「当たり」が混ざってます。今日は50冊ほど出して、そのうち2冊という高確率。どれも先生ご自身が切り抜いたもので、曰く「いいものばかりなんだよ!」。ぜひ、探してみてください(笑)。 pic.twitter.com/oUCDYsD7c8
傍線、書き込み、はさみ込んだ葉書や裸写真(『urecco』が一番綺麗に撮っていた頃の「名作」ばかり)、ひょっとして万札、千円札、当時の記念切手類、一切ノーチェックだから、そういうの含めて関心ある向きの、ただ一度っきりの幸運を祈ります😊 pic.twitter.com/PtAiwSJMNY
今日も夕方に学魔本を漁りに古書ほうろうに行った。だんだんわかってきたのだが、この店は夕方になってから棚に新しい本を補充するようだ。だから開店早々に行くと、かえっていい本にはめぐりあえないような気がする。ちなみにちくま文庫版ラブレーはまだカウンターの上にあっていっこうに棚に並ぶ気配はない。
それはともかく、これ↓が今日の収穫。なかでも『メタヒストリー』が半額で買えたのはとても嬉しい。この本はカルロ・ギンズブルグがしきりに批判対象として著作の中で槍玉にあげているので前から気になっていた。あと『ミニマ・モラリア』はたぶん学魔本ではない。
そしてジャン=ジャック・ルセルクル『言葉の暴力』にはこんなものが挟まっていた。おお、これが噂の「先生ご自身が切り抜いた」という「当たり」なのだろうか……「いいものばかりなんだよ!」の一枚なのだろうか……。ureccoの写真ではなさそうだが……
ともあれ更なる「当たり」との遭遇を楽しみにせっせと読書に励むことにしようと思う。