『ワルプルギスの夜 マイリンク幻想小説集』(グスタフ・マイリンク 垂野創一郎 訳 国書刊行会)を責了しました。“全編本邦初訳 2長篇小説のほか、短篇8編とエッセイ5編を収録” 山尾悠子さん推薦。10月中旬刊行。https://t.co/rnKlWkLl3s pic.twitter.com/DKxjjuL15T
— Fragment兎影館|白座 (@Fantas_magorie) 2017年9月21日
Fragment兎影館の柳川貴代さんのツイートより。表紙デザインだけは先に公開されたけれど、あらためてこうして立体で見ると、本の厚みが巧みに生かされたデザインなのに感激。表表紙から背表紙に丸みを帯びて流れる部分にバックルみたいに枠が入っているのがおしゃれだし、全体の色使いもすばらしい。とくに表題と作者名の白抜きのロゴのあいだに草色で「マイリンク幻想小説集」とある部分にしびれます。
……というようなことをメールに書いて、とある高楼に送ったら、折り返しこんな返信がきた。
ふふふ…
あの写真くらいで驚いてちゃいけませんぜ。今回はまだアッとおどろく
バベルの図書館特製色仕掛けがあるのです。
これはまだ柳川さんと小生しかしりません。
社内でも未公開なので
出来本を手にとってのお楽しみに!
特製色仕掛け! 「色仕掛け」とはまた古風な言い回しだが、今様に言えばハニートラップである。いったい何がどうなっているのか。社内でも見せられないものを書店の店頭に出してよいものなのか。それからハニトラというからにはやはり『ハザール事典』みたいに男性版と女性版があるのだろうか。ともあれ出来上がりが楽しみでたまらない。
あとこんなことも書いてあった。(一部伏字)
****さんがなにやら寝ぼけたことつぶやいてますが
小生が言ったことの正解は「マイリンクは来週には刷り上がる」でした。
買った本を見せなかったことについては何も言及がなかったから、別に気にされてはいないようだ。