10月第二弾

ペルッツ中短篇集*1に続く10月発行第二弾がついに長年の封印を解かれて書影アップ。見よこの帯文執筆陣の豪華さを! 長篇2篇に短篇・エッセイが13篇と単行本2.5冊分くらいの分量が収録されているのに価格は1/3シュオッブ(=1キントス)というコスパのよさにも注目ください。

中身もすごく面白いですよ。『ゴーレム』を途中で投げ出した人もこれなら大丈夫!と太鼓判を押します。(でもできたら『ゴーレム』も読んでくださいね。『ゴーレム』には推理小説的な叙述のトリックがあって、最後まで読まないと面白さは半分も味わえないのです。あの衝撃のラストシーンを読めばなぜボルヘスがあれほど入れ込んだかを納得することうけあいです)

*1:アマゾンの紹介には「中編小説集」とありますが、正確には「中短篇集」なのです。