再版出来




『探偵ダゴベルトの功績と冒険』、再版があがってまいりました。余分に刷っただけ全部無駄になった!などということがあったら洒落にならないというか非常にまずいので、なにとぞなにとぞ皆様、よろしくお願いいたします。

なお、帯の背は結局初版のままになりました。素天堂氏が慧眼にも指摘されたように、「世紀末ウィーン」は「世紀末」の「ウィーン」ではなく、「世紀末ウィーン」全体で一つの文化史的概念を指すもののようです。全然新しいところがなくても「プログレッシブ・ロック」って言うようなものでしょうか。ちょっと違うかな。