鮎川哲也未収録推理小説集発刊!

puhipuhi2007-12-23

今さっき来たメールによると、なんかとんでもない本が出るようです。

鮎川哲也未収録推理小説集「夜の演出」
 
鮎川哲也の作品群は立風書房の鮎川哲也長編推理小説全集、鮎川哲也短編推理小説選集そして現在も刊行が続く創元推理文庫、光文社文庫で、そのほとんどが読めます。しかしこれまで鮎川哲也名義の刊行本になぜか収録されなかった可哀想な作品がいくつかあります。鮎川さんの作品なら何でも読みたいという人たちに、著作権管理者のお許しを得て小部数(200部)の非営利出版を行います。
 
収録作品: 探偵絵物語(最後の接吻、退屈なエマ子、アドバルーン殺人事件、舞踏会の盗賊、出獄第一歩、處刑の広場、激闘の島、ヨットの野獣、無人艇タラント号、九時〇七分の恐怖、湖泥のギャング、エミの復讐)、寒椿、黒い雌蕊、ライバル、結婚、哀れな三塁手、草が茂った頃に、殺し屋ジョオ、青いネッカチーフ、夜の演出、お年玉を探しましょう 
 
A5版 160ページ
頒布予定価格 1,000円の見込み(送料は含みません)
(予告なく変更することがあります)
刊行予定時期 2008年2月1日刊行予定

メールには問合せ先も書いてありましたが、御本人から転載許可をいただいてないので、今の時点ではいちおう伏せておきます*1

あーそれから「鮎川さんの作品なら何でも読みたいという人たちに」というあたりに、なんとなく地雷への警告がほの見えるような気がしないでもないですが……まあここを見ている人にとってはそんな警告は屁でもありますまい。「推理小説集」と名うってるからには、まさかエクアドルの土蛍なんかが出ることはあるまいし……いやあるまいとは思うけれど……

*1:【後記】発表は一月に入ってからだそうです。あるいは年末のコミケのわたしのスペースでチラシが撒かれるかも