昨日から探していた資料を雑本の大地層からついにサルベージ! コリアのハリウッド行きに一役買ったヒュー・ウォルポールの伝記である。
モームの「お菓子とビール」とか、あるいは本人の「銀の仮面」とか読むとこの人はホントーに嫌な奴としか思えないけど、必ずしもそうでもないようだ。
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一方こちらは、コリアの小説デビュー作「みどりの想い」の序文を書いたオズバート・シットウェルの自伝五部作。この本はひところ洋古書店にやたらに転がっていて、確か一冊三百円くらいで買った記憶が。
![f:id:puhipuhi:20070916100215j:image f:id:puhipuhi:20070916100215j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/p/puhipuhi/20070916/20070916100215.jpg)
しかしこれだけ大部な自伝を書きながら、コリアには一言半句も触れてやがらん! こういう態度は人としてどんなものか。やはりウォルポールの方がいい人らしい。(ウォルポールの伝記は本人が書いたわけじゃないけど)