「百年はもう来ていたんだな」

今週の土曜から月末にかけて恵比寿のGalerie LIBRAIRIE6で中井御大の生誕百年祭が開かれるようです。LIBRAIRIE6のサイトによれば、

「中井英夫 生誕100年」展 – 本多正一写真集「彗星との日々」と装画作家たち – を7月16日 (土) ~ 7月30日 (土) まで開催いたします。中井英夫の晩年に助手を務めた本多正一による写真、また数多くの装画を担当した建石修志の鉛筆画に加えて村上芳正による版画作品を展示。
 中井英夫の直筆原稿ほか数々の遺品もあわせて展示いたします。

 
「百年はもう来ていたんだな」と「夢十夜」のような感慨を催すではありませんか。

なおこれを記念して『水星の騎士』の新装版が限定二五〇部で刊行される模様。『彼方より』に収録された中井の最初期の詩集です。今回なにがしかの増補がなされるのでしょうか。少し気になります。