発掘


とりあえず魔窟に潜って原本を発掘した。


挟み込まれていたレシートを見ると、この本は1979年11月15日に三省堂アネックスで810円で買ったらしい。ということは今を去るおよそ40年前のことだ。もうそんなになるのか! 時の流れが速すぎてついていけません。


こんな本が普通に書棚に並んでいたことでもわかるように、今はなき三省堂アネックスはわれわれ世代の人間にとっては伝説的な書店だった。先般神保町で行われた東雅夫さんの還暦記念イベントでもこの店のことに話題がおよんでいた。

そうそう、それで思い出したのだけれど、これも伝説の「金羊毛」創刊号を見たのもこの三省堂アネックスではなかったか(それとも本館のほうだったか? ここらへんは記憶があやふや)。ところが「塔英介」というパチものみたいな名の人が書いていたので、「これはうさんくさい雑誌だ〜」と思って結局買わなかった。今では激しく後悔している。

そこで今日の教訓2つ
1.気になった本は買っておかないとあとで後悔する。
2.あなたが20代のときに買った洋書は40年後に自分の手で翻訳することになるかもしれない。