ペルッツ再び


『マルセル・シュオッブ全集』など数多くの本の美麗装丁で知られる柳川貴代氏が、「本迷宮――本を巡る不思議な物語」展 の紹介ツイートをされておられます。


このツイートに添付されている写真のうち、一枚目の「記憶の図書館」をよく見てほしいのです。できれば写真を右クリックして「新しいタブで画像を開く」で見てください。ぼんやりとではあるけれど一枚のカードの上に「レオ・ペルッツ」の文字が判読できましょう。真ん中の列の手前から五枚目です。
こんなのを見ると世の中には奇特な人もいるものだと思うでしょう。ところが何を隠そう、これは拙豚自ら先週の金曜に竹尾に赴いて書いてきたものなのですよ。
ということで去年からずっとやってた超難物のカタがようやくついたのでそろそろまたペルッツの世界に戻ろうと思っています。とりあえず今月末の文学フリマで中篇の訳を出す予定です。乞うご期待!