これが狩久全集だ


これが各所で話題の狩久+四季桂子全集だ! なんとあの幻の遺稿『裸舞&裸婦於符真&贋』まで収録されています。これは一時は島崎博氏の妄想捏造説まで出ていたほどの、存在の怪しげなことではネクロノミコン級の作品でありました。まさか実在していたとは! これはもう腰を抜かすほどの驚きです。また狩久夫人・四季桂子の作品が一冊分もあることも嬉しい驚きでした。口絵にはその艶姿も載っていますよん。
同人出版の域を遥かに超えた偉業をなしとげた皆進社・佐々木重喜氏には感謝あるのみ。



箱絵は角川文庫の横溝正史などでおなじみの杉本一文氏。装訂は大貫伸樹氏。いかに凝った装訂なのかは氏のブログを参照すればよくわかりましょう。
セット価75,000円と少々お値段は張るものの、なにしろ限定三百部だし、完売しても赤字になるかもしれないというほどの制作費をかけているそうです。つまり拙豚なら七、八年遊んで暮らせるほどの経費が投入されているのです。それを思えばけして高くはありません。さきほど完結した久生十蘭全集だって一冊一万円くらいしますから。
だいたい現今の世知辛い商業出版界でこれほど立派な本をつくるのは困難ではないでしょうか。だから探偵小説マニアはこぞって買いましょう。購入方法などは近く公開されると思います。