たまには日記らしく


たまには日記らしく最近の出来事などを。

今年の冬の祭典にはレム本新刊を三冊出すことを発作的に思いつく。小説、エッセイ、書簡各一冊。今回は数で勝負だ! 国書刊行会版作品集に収録予定の作品はもちろん遠慮することにして、小説はポーランド本国で未発表なためドイツ語バージョンしか存在しないもの、エッセイは脳にチップを埋め込む話、書簡はP.K.ディックとのトラブル話などなど。
二日目は某東方関係の混雑がすさまじい(今年の夏に身に染みて知った、というかほとんどもみくちゃにされた)ので、一日目希望ということでジャンルはSFにしたが、果たしていかなることになりますものか。

ということで申込書の送金に行ったら係の女性に「ジャンルは何ですか」とか興味津々な様子でいろいろ聞かれて大いにうろたえた。「脳にチップを埋め込む話です(キリッ」とかはとても言えない。ちなみに場所は○国○○○内郵便局。

ROM用の原稿たらたらと書き始める。今回はレルネット・ホレーニア三本勝負。この人はあのかったるい『白羊宮の火星』が長篇初紹介であったおかげでものすごく損をしていると思うので、その本来の面白さを力説するつもり。この週末には脱稿させたい。
ところでヨーイチさん、もしここ見てたら伊東鋭太郎訳の『僕はジャック・モーティマーだった』が掲載されたのは何という雑誌だったか教えてください〜。