ROM

「次の次のROMはドイツミステリ特集になるかもしれない。締め切りは五月末」というメールを編集長から受け取ったので、あわててカール・ハンス・シュトロープルの「青髭夫人」を読み始める。でもこの作品はミステリなのか? 冒頭に警察署長が出てくるからたぶんそうなのだろう。あまり気にせずにいこうと思う。

加瀬氏による小特集はパウル・ローゼンハインになるそうな。小酒井不木が何作か訳していた作家ですね。快挙というか怪挙というか……。
そういえば拙豚もローゼンハインの本何か持ってなかったかな、と書棚を探していたら「夜の幽霊」というのが出てきた。思わず記念撮影。
タイトルと表紙絵から怪奇小説とばかり思っていたが、例のミルコ・シェーデルの書誌を引いてみると、これもミステリ(の短編集)であるらしい。いやあ本というものは読んで見なきゃ分からないものですね。当たり前だけど。