完結編その他

フランス編は結局来なかったが、探偵編が別の方から来た。そこでせっかくだから毒食わば皿までで拙豚が完結編を書きました。第一の城と第二の城にまつわる話です。「実は〇〇の城があったのです!」というオチにしようと思ったけどうまくいかなかった、ってそれやるとまた盗作って叩かれるではないか。

で、結局、全部で320ページに。これ以上は、もうどんな原稿が来ても裏のドブに投げ捨てようと思います。はっはっはっ、新かなが流れていく(何

色校が来ない。

ジャワのフジヤマ小説はなんとか片付けて次のに移る。今度のはうってかわってこの分野の古典とも言える作品で、少なくとも六種類の既訳がある。それだけによっぽど気を入れてかからないと、SFマガジンあたりで「訳者の実力から考えて、そもそもこれを訳そうと思うのが無謀」とか書かれてしまいそうな悪寒。それにしてもこの主人公のダメダメぶりは、「最後の審判の巨匠 (晶文社ミステリ)」のヨッシュ男爵といい勝負だ。

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