本の雑誌9月号

北原尚彦さんが大活躍しているという噂の『本の雑誌』9月号を買ってきた。なるほど大活躍だ!

国書刊行会、早川書房、東京創元社三社の中の人による座談会によると、国書の豆本等のプレゼントがあると真っ先に応募してくれるのが北原さんだそうだ。いつもありがとうございます。

それはそうとこの座談会を読むかぎりでは、豆本プレゼントが中の人にも好意的に見られているらしいのでホッとした。というのは豆本は作る方は楽しんで作るのでいいのだが、発送などの事務は大変だろうと思うからだ。それも中野さんの場合は数十部だけど、こちらは抽選がめんどくさいので実質全プレに等しい百部である。それをいちいち住所ラベルを打ち出して封筒に貼って挨拶状といっしょに本に入れて……となると、想像するだに大変そうで申し訳なさがつのる。それで売り上げはせいぜい百冊増えるだけなのだから……

そうはいうものの、もうすぐ出ると噂される『土の人形(ひとがた)』が無事刊行され、キャベル傑作選が完結したあかつきには、また(巨大)豆本プレゼントをやりたくてウズウズしている。といってもまだ編集の方とは全然話をしていないので、このリモートワーク全盛の折に実現可能かどうかは、現時点ではまったくわからない。

とりあえず『ジャーゲン』『イヴのことを少し』『土の人形』の三冊の書影に、『ジャーゲン』帯の「〇〇〇〇」の解答を添えてツイートすれば(正解でも不正解でも)抽選で百名に豆本プレゼントというのを考えているがサテどうなることやら。