最後的対話

中国の本もずいぶん手に入れやすくなった。なにしろアマゾンでぽちっとするだけでいいので止められない止まらないである。装丁もひところにくらべればずいぶんと垢ぬけてきたと思う。

で、最近買ったのがこの『最後的対話』の二冊。この本は英独仏西版がすでに出ているが、日本語訳は出ていない。中国に先を越された格好である。

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ひるがえって日本では、書店に行くたびに海外文学の棚が切り詰められているのがわかる。いずれ近い将来には、海外作品は日本語より先に中国語訳が出るのではないか(そういえば『ジャーゲン』も中国語版のほうが先に出たようだ)。欧米文学の愛好家も中国語を今から学んでおいたほうがいいかもしれない。