巨大豆本あらわる

ついに版元のお知らせがでました。


モングラーが巨大化したのはハニーゼリオンのせい、バルンガが巨大化したのはあらゆるエネルギーを吸収するせい、フジ隊員が巨大化したのはメフィラス星人のせいであることはよく知られています。しかしエディション・プヒプヒの豆本が巨大化するのが、製作者の手先が不器用なせいであることはあまり知られていません(それ以前にエディション・プヒプヒの存在そのものが知られていないという事実は置いといて)。

以前の『聖ペテロの雪』の豆本プレゼントキャンペーン以来、手製本製作技術にはあまり上達の気配が見られていません。ですから、遺憾ながら、今回も豆本の巨大化は避けられない見通しです。でも努力目標として文庫本よりは小さくしたいと思ってます。

あるいは人は言うかもしれません。巨大豆本とはつまり普通の本のことではないかと。でもそれはたぶん違います。たとえば玉子焼きを作ろうとして失敗してグシャグシャにしたのを、誰もスクランブルエッグとは呼ばないでしょう。

あと「百名様にプレゼント」というのは一見ベラボーな数ですけれど、これはツイッター上で「外れた!」とかそういう怨嗟の声を聞くのがつらいので、実質全プレに近くなるようにしたものです。

それに実は心の底では、百名も応募があるとは思っていないのですよ。『ワルプルギスの夜』を買ってくれて、ツイッターにアカウントがあって、写真を撮る手間をいとわない人……というと、多く見積もっても五十人くらいではないでしょうか。今はそう楽観していますが、もちろん百名応募が来たら百冊作る覚悟はしておりますよ。

ということで、我と思わん方は奮ってご応募ください。