confidential agent


ここ何日か、謎の黒猫の来訪を受けている。帰宅してドアを開けようとするとかならず隅にいる。毛並みがつややかで、こちらが近づいても逃げようとせず、もの問いたげなまなざしを向けてくる。その落ち着きは野良猫にはないものだ。どこからか逃げてきたのだろうか。捨てられたのだろうか。それにしてもなぜ毎日ここに来るのか。
そんな折このツイートが目にはいった。

おうそうだったか。黒猫国が総力を結集しているのであったか。それでうちにも密使が派遣されてきたのか。卒然とコンプレヘンドしたわたしはすぐさま本を買いに走った。



これであの猫は明日からもう来ないだろう。淋しい気がしないでもない。