ウィスキーとジョーキンズ

ウィスキー&ジョーキンズ: ダンセイニの幻想法螺話

ウィスキー&ジョーキンズ: ダンセイニの幻想法螺話


賀状も書いてしまったので、遅まきながらいそいそと『ウィスキー&ジョーキンズ』のページを開く。『魔法の国の旅人』は読んでいないので、これは拙豚にとっての初ジョーキンズ。いや正確に言えば確かむかしペガーナ・ロストに載った一篇は読んだことがあるような気がする。さるにても『ウィスキー&ジョーキンズ』ということはウィスキーが主でジョーキンズが従ということなのだろうか。「ピンキーとキラーズ」みたいなもの?(たとえが古くてすみません)
このダンセイニという人は一作出るたびに今までと違った面をのぞかせてくれる。芸域の広さには驚嘆するしかない。奇遇にも同時期に出た『世界収集家』と響きあうところがあるのも嬉しい。リチャード・バートンというのも法螺吹き体質の人ですしね。何十か国語もできたというのはホントにホントなのだろうか。

おまけ:わが家のダンセイニその一。大島書店とか崇文荘の店頭に安いのが出たときに限り買っているのであんまり系統だっていない。




その二:この他にも何冊かあったはずなのだが目下行方不明中。




その三:今では稀覯本かもしれないペガーナ・ロストの4号と5号。2000年の冬コミで買ったもの。確か未谷さんはお誕生席に座っていらした。