世界の涯

小野塚力さんから蜂須賀正氏『世界の涯』をいただきました。

こんな高価な本をポンと送ってくれるとはさすがはマハラジャ、気前のよさが日本人離れしています。

せめてものお礼に戸川純歌うところの「ラジャ・マハラジャー」を。

いやいや歌など聞いている場合ではない。宣伝に努めねばならぬ。

外函付パラフィン装。表紙はムーラン紙という高級紙を使っているそうです。

玉川重機氏の美麗挿絵七葉入りです(これは恐鳥モア)。

本文より。ふだんは穏やかな淑女だが、熱帯の太陽の下では人格が変わるブロートン夫人の話。象を一撃で射殺し世界最大の蜥蜴コモドドラゴンを生け捕りにする。香山滋の小説に出てくるヒロインそこのけである。

注文は盛林堂のサイトからできるようです。