忘年会にて


昨日、ある忘年会に行くと、ある方がある方に熱烈に指南していた。「いいか! チャンスは一度と思え! ギューーーッと抱きしめてブチューーーッとディープキッスだ!!!」まったくもってクリスマスを控え、世間はなかなか大変なことになっている。指南役はとうとう熱が昂じて「俺が脇についててやる」とか言いだした。いったいどうなることだろう。ともあれ来週が勝負だというのには完全に同意。及ばずながら拙豚も全力で支援する所存であります。

各所で話題のサド展のカタログ"Sade: Attaquer le soleil(Gallimard)"も、同じ忘年会で、一足早く手に入れた方から見せてもらった。これは素晴らしいの一言しかない。円換算で五千円くらいなのだそうだ。信じられないくらいのサービス価格ではある。

ペルッツの解説やっとできた。あとはエロティシズムについての文章をひとつ書けば今年の仕事は終わり、だと思う。これが終わったら、とある別の忘年会で松川良宏さんに教えてもらったチェコのミステリー『ギャラリーの秘密』を読むのだ