としょかんのこしょてん

 千代田図書館が、「としょかんのこしょてんVOL.69 同人誌と雑誌で眺めるSFとミステリ」と題する展示を9月16日まで行っています。

 「黒死館逍遥」「英国ゴシック文庫」「ROM」「CRITICA」「ペガーナ・ロスト」といったツワモノに混ざって、なんとエディション・プヒプヒの名状しがたい旧刊(仮称)も展示されている模様。光栄至極であります。ありがとう彩古さん!

 なお千代田図書館は東西線九段下駅から少し歩いたところにあります。かつてそこからほど遠からぬ所に勤めていたとき、仕事が終わると、同じビルの10階にある千代田区役所の食堂で夕食をとってから、閉館の10時近くまでこの図書館で粘って翻訳をやっていたものです。名状しがたい旧刊の訳もほとんどここでやりました。その本が同じ図書館に展示されるとは、運命というのはなかなか不思議なものです。

 なお名状しがたい旧刊は現在品切中ですが、少部数だけ増刷して、9月14日に行われる大阪文学フリマに持参する予定です。関西方面の方は乞御期待!