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- 作者: 津原泰水,尾崎翠
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/09/10
- メディア: 単行本
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『琉璃玉の耳輪』読書中。あまり尾崎翠って感じではない。どちらかと言えば乱歩テイスト? 美貌の女探偵が単身変態男*1の巣窟に乗り込んでいくところなど、かの団鬼六の『花と蛇』みたいな感じもする。
だが変幻自在の魔術師やすみんのこと、最後まで読んでみないと何がおこるか分からない。
いやーしかしこんなに物語の楽しさに溺れるのも久しぶりのような気がする。
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それとはまったく関係ないけれども、先週土曜の飲み会で聞いた話。酔っ払いながら聞いていたので細部は間違っているかもしれない。ご容赦を乞う。
犬のホモ映画を企画している人がいるという。人間は一人も出てこなくて、スクリーンにあらわれるのは犬だけ。もちろんアニメでもCGでもなくて、バリバリの実写。動物愛護協会が何かいってきそうだが、無理やりやらしているわけではないからいいんだそうだ。
仮タイトルは「かまワン」。「よいではないか」という意味の「構わん」と「オカマのワン公」という意味をかけていて、命名者はかのダジャレの巨匠I先生。
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*1:「主要登場人物」のところに「山崎……変態性慾をかかえる三姉妹の育ての親」とあるが、「変態性慾をかかえる」は「三姉妹」の形容ではなくて「親」の形容……だと思う。最後まで読んでないからまだなんともいえないけれども