時の門を閉じる


この本に収められた「立体交差」は広瀬SFの掉尾を飾る名作、と昔から言っているのだがいまだかって賛成してくれた人はいない。しかしこの短篇に描かれたSF(というよりタイムマシン)との訣別、その気迫と寂寥はいま再読しても一種異様な感動におそわれる。
「マイナス・ゼロ」によって開かれた扉は、「立体交差」によって音を立て閉じられた。この短篇を執筆することによって作者は書いても書いても認められないSFに見切りをつけ、ジャズマンの伝記小説『テイク・ワン』を脱稿し、――そしてまもなく不帰の人となった。
歩道橋を渡り終えたところで不意に心臓発作に見舞われその場にうずくまったそうだ。しかしいかにもヤクザ風の服装が災いしてか心臓マッサージもろくにほどこされることなくそのまま息をひきとったという。

数日前に届いた古書肆マルドロールの目録見てたら「誤訳問題で絶版になったいわくつきの本」という触れ込みの某書が3000円で載っていた。訳者は「クラシック・ミステリのススメ」でも人気だったあの人。しかしこの本が70年代に出たときには、出たことだけで一大事件だったのだから今さら誤訳うんぬんを蒸し返すのはどうかな?

アクセス解析で見つけたすごいブラウザ名

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これはいったい何?