完全版といえば

 『幻影城の時代 完全版』はもう書店に並んでいるようですが、ロミの『突飛なるものの歴史 完全版』もいよいよ来年の春頃に出るそうです。初期澁澤龍彦の情報源の一冊として有名な本。

 膨大な数の複雑怪奇な図版が足をひっぱりここまで刊行が遅延したとか。……もっともアマゾンを見るとすでに一昨年、2006年9月に出版されたことになっていますが……

 おお、図版といえば、『迷宮としての世界』新訳版はいまどうなっているのだろう。

 ルネ・ヴィヴィアンとリリアン・ギッシュを混同している人に会った。これもまた、いったい何がどうなっているのかよくわからない。
 
「幻影城バカなの?」事件は津原泰水さんの掲示板にまで飛び火していた。