ほんの少しのナツメグ

今日の早川さん

今日の早川さん

 
これを読んで、読書オタクの世界はのほほんとして幸せそうでいいねえと思った人もいるかもしれない。しかしそれはひとえに、登場する五人のジャンルがかぶってないからに他ならない。
早い話、エキストラでア○リエO○T○さんと南○書○さんと奢○都○さんが出演したら、それはそれは怖ろしいことが起こったと思いますよ?

…………えーとなんか空間の裂け目から触手が見え隠れするのでこの話はここまでにして、ほかの例でいえば、たとえばビッグサイト夏冬の祭典でカカイルとイルカカ(なんてものがあるのかどうか知らないけれど)のスペースがとんでもなく離れているのはなぜか。算数だと2×9と9×2は同じ答えになるのだけど(ああそういえば009系は激減して寂しいねえ)、それが戦争の火種になる世界もある。まさに「ほんの少しのナツメグがそれを引き起こす(A Touch of Nutmeg makes it)」のであります。このコリアの短篇を「日常のなかの狂気」とか他人事みたいに語れる人はよいねえ。拙豚は笑うに笑えん。