早稲田進省堂

久しぶりに行くと、国学院でピクチャレスクを研究していた方が逝去されたとかで(誰だろう?)、店内は大げさに言えば足の踏み場もないほど面妖な本で溢れている。めぼしい本はとっくの昔に売れてしまったらしい(店主談)。しかし性懲りもなく両手一杯に買ってしまう。お金もないのにどうしようというのか。(画像は収穫のうちの一冊『汚(むさ)い穢(きたな)らしい集団――バロック美術における畸形のイメージ』より。値段は約700円)