モンセラートの朱い本

puhipuhi2004-07-30

 
「モンセラートの朱い本」は一時愛聴しました。持っているのは国書刊行会の『古楽CD100ガイド』で推薦されていたアラ・フランチェスカの盤(Opus 111)です。いきなりチャルメラ(みたいな笛)とタイコでぴいひゃらどんどんと始まるので度肝を抜かれました。

このCDはクラシック音楽という感じはあまり(というか全然)しません。魂を直に歌い上げるような素朴な声と演奏は、今で言えば初期クラナドなどのケルト音楽にそっくりです(「クラナドの未発表音源だよ」と騙して聴かされたら信じる人もいるかも。いないかw)。あるいはペンタングルなんかのトラッド・フォークの好きな人には気に入るのではないでしょうか。