『デンマーク人の事績』(サクソ・グラマティクス 谷口幸男訳)東海大学出版会 1993.9.30 ISBN:4486012240


黒死館では「丁抹史(ヒストリア・ダニカ)」という書名で言及されている本。いつ読み終えられるかわからないので、とりあえず面白そうな部分を引用せん。(引用文中の()は、原訳文のまま)

こうしてゲートヴァーラの方がまず次のように口火を切った。

 あなたが砥石をつかい両刃の斧を研ぐとき(セックスを暗示)
 ふるえるペニスがゆれ動く尻をこすらないかどうか?

エーリクはこう答える。

 自然が誰しも体に毛を植えているように
 誰も確かに髭をその場所に持っている
 ヴィーナスのこと(セックス)で人は
 手足を動かさずにおれぬ
 なぜならすべての労働には運動が必要だから
 尻が尻に接し、下にあるヴァギナがペニスをとらえるとき
 どうして男がいくことをやめられよう(p.188)

ちなみにオリヴァー・エルトンの英訳ではこの部分はラテン語のままになっている。翻訳をはばかったのかも知れぬ。それにしても「尻が尻に接し(Cum natis excipitur nate)」なんてどういう姿勢かよくわからんなり(゜(○○)゜) プヒプヒ